カルテ番号10000番の患者様を診療させていただきました|おかだ整形外科 スポーツ・リハビリクリニック|久留米市の整形外科

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医療コラム

カルテ番号10000番の患者様を診療させていただきました|おかだ整形外科 スポーツ・リハビリクリニック|久留米市の整形外科

カルテ番号10000番の患者様を診療させていただきました

寒い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

気温が下がると筋肉のこわばりが増え、腰痛の患者様が増えます。

かく言う私も、朝一番腰を屈めた瞬間、腰に「ズキッ」っと電気が走りコルセットを装着しての診療となりました。。。

 

当院には『シンクロウエーブ』というリハビリ機器があります。寒くなり太ももの裏に張りを感じると私もよくこの物療機器に乗リますが

大腿の裏、臀部、腰のこわばりが和らぎ筋緊張の緩和に効果的です。

シンクロウェイヴ SD-100W

しかし、当院ではこのシンクロウエーブの人気がありません・・・福岡市内のクリニックでは好評を得ているようなので当院でも取り入れたのですが・・

リハビリスタッフとアスレティックトレーナーを中心とした腰痛に対する理学療法と運動療法の方が効果的なのは、当然ですが・・

手狭になってきたリハビリスペースを勘案しても、置き場所が確保できるかのギリギリの当落線上にありますが、このままではドナドナとなりそうです。

どこかのクリニックで活躍してくれる日が来てくれるといいな!と思っているのですが、未だ引き取り手は決まっていません・・・

 

 

当院は令和5年の4月6日に開院しました。1月で開院して1年9ヶ月となります。その1月中旬の某日、カルテ番号が「10000番」の患者様を診療させていただきました。

徹夜作業で電子カルテをなんとか立ち上げヒヤヒヤしながら開院した日から、多くのお叱りを受けながらも患者様に治っていただきたい、喜んでいただきたいという気持ちで、スタッフ一同頑張ってまいりました。

「オレはGoogleの書き込み方はしらんけん、ここの良さば口で伝えとくけんね!!」と励ましのお言葉をいただいたこともありますが、まだまだお叱りをいただくことが多々ございます。お叱りいただいた時はクリニックを良くするチャンスだと真摯に受け止め、今後も日々クリニックの改善を重ねてまいります!!

 

ご不便そのような中で1万人の患者様を診療させていただいたことに、心からの感謝の気持ちとより一層「治っていただく」ことにこだわった診療を行っていきたいという気持ちを新たにしました。

 

 

 

そして、お叱りを受けた点は真摯に向き合い改善させていただくことといたしました。

まず一つ目は、当院の賑やかさ?!についてです。

当院の治療理念は、「患者様に病状を正しく理解していただき、そのためにどういう治療が必要であるか」を細かく説明することであるため、とにかくスタッフ一同よくしゃべります。スタッフ全員が声を発して治療をさせていただくため、自然とガヤガヤしてしまい「にぎやか」とよく患者様に言われます。

私自身はお褒めの言葉をいただいたと勘違いしていましたが、患者様がリハビリを受ける際は静かに理学療法士・作業療法士と向かい合い、注射する際は医師と穏やかにお話をし、レントゲン説明は静かに医師から説明を受ける。患者様の本当のお気持ちはこういう姿だと強く思うようになりました。

当院はスポーツクリニックですので、他の整形外科クリニックと比べて運動療法に強く力を入れています。運動療法を受けていただいている患者様も非常に多くなり、運動を快適に行なっていただくためにスタジオを開設しようとしていた流れもあり、思い切ってスタジオ棟を増築することとしました。

それに伴い、一番賑やかなスタジオをスタジオ棟2階に新設し、先日ラインを引き直した駐車場&賑やかな322号線を見渡しながら元気に運動していただき、

1階は壁で仕切ったリハビリ室としてベッドを余裕を持ったスペースに配置します。今まで通り理学療法士・作業療法士は熱心に説明しながら施術にあたらせていただくこととなると思いますが、ベッドの間隔を広げることで静かさはいくらか確保できるのではと期待しています。

 

二つ目の改善点は待ち時間対策です。

患者様とお話しする際は、短い時間であっても「より詳しい説明が伝わるように」「より最新の知見が伝わるように」「より患者様お一人お一人の困っていらっしゃる生活に寄り添うえるように」お話しさせていただきたいという気持ちで日々診療にあたらせていただいています。

専門としている肩関節や肘関節、変形性膝関節症の治療、手の手術や、野球を中心とした各種スポーツ選手の治療に関しては、遠方からお越しいただき、様々な医療機関で受けてこられた治療の流れを把握しながらの説明となるため、どうしても時間がかかってしまいます。わざわざ頼って来ていただいた患者様をいい加減な形でお返しすることはできません。そのためにどうしても時間が必要となります。予約をお取りさせていただいておりますが、予約の段階ではお時間が必要な方かどうかがわからないためどうしても次の患者様をお待たせしてしまってい現状があります。

 

しかし、来院していただく患者様は、ご予定が他にもある貴重な時間を割いて受診されています。手や足から出血した状態で来院され緊急を要す患者様もおられます。先が読めない予約状態で診療することがより患者様にご迷惑をおかけしているという観点から、当院でもweb問診をより充実させる方針といたしました。当院は予約優先性を取らせていただいておりますが、受診前に問診をしっかりご記入いただくことにより診療スピードをより高めていければと思っております。

 

令和7年4月6日の2周年記念日までには、新棟の運営が始まる予定です。患者様に「痛みが軽くなったよ!」と言っていただけるお言葉を力に今後ともスタッフ一同頑張ってまいりたいと思います。

まもなく2歳を迎える「おかだ整形外科 スポーツ・リハビリクリニック」  

益々成長していけるようスタッフ一同精進して参ります!!どうぞよろしくお願い申し上げます!